以下の手順で設定を行う。
Javaのエラーが出力されるということは、JavaのヴァージョンがEclipseの必須条件を満たしていない場合がある。 また、条件を満たすJavaをインストールしても同じエラーが出る場合、PATHの参照順位によっては旧版のJava環境を見に行ってしまっていることがある。 例えばOracleがインストールされている場合、Oracleが独自にJavaのランタイム等をインストールしており、そこを参照してしまっている、などだ。
まず、Eclipseが見に行っているJavaのヴァージョンを確認すること。 エラーログが出力されている場合は、エラーログの先頭に参照しているJavaのヴァージョンが記載されている。 旧版のJavaを参照してしまっている場合は、環境変数のPATHの設定を確認し、参照順位の上位に旧版Javaのディレクトリがないか確認すること。
EclipseはTomcatとの連携動作をした時、Tomcatの設定ファイル(server.xml等)を書き換える。
これはTomcatとの連係動作やデバッグ起動には特別な定義が必要なためだ。
ほとんどの場合、Eclipseは終了時にTomcat設定ファイルへの変更をもとにもどすが、まれに設定が変更されたままになる場合がある。
Eclipse+Tomcatでの開発を行う場合は、Tomcatの設定ファイルはこまめにバックアップするべきである。