APTはパッケージ管理自動化ツールで、元々Debian系のツール。上記の場所からダウンロードしてインストールすることで、他のLinuxでも利用可能となる。
Aptインストールの例（以下は/usr/local/rpmにrpmファイルがある場合）
# cd /usr/local/rpmAPTのコマンド
# rpm -ivh apt-0.5.5cnc6-fr0.rh80.1.i386.rpm ←RedHat8.0用
警告: apt-0.5.5cnc6-fr0.rh80.1.i386.rpm: ......
Preparing... ######################################### [100%]
1:apt ######################################### [100%]
# apt-get update ←パッケージデータベースの更新
| コマンド | 機能 |
| apt-get upgrade | パッケージのアップグレード |
| apt-get dist-upgrade | ＯＳ全体のアップグレード |
| apt-get install パッケージ名 | パッケージのインストール |
| apt-get remove パッケージ名 | パッケージの削除 |
| apt-cache gencaches | パッケージ情報の収集 |
| apt-cache search パッケージ名 | パッケージの検索 |
| crontabの設定ファイル | /etc/crontab |
| ユーザ毎のcronファイル | /var/spool/cron/ユーザ名 |
| 自ユーザのcron定義ファイルの編集 ※このコマンド実行時は/var/spool/cron配下のファイルを編集する。 |
/usr/sbin/crontab -e |
ログインを許可または拒絶する、 (ユーザ, ホスト) や (ユーザ, tty) の組み合わせを指定する
/etc/login.access
ファイルやソケットを使用しているプロセスを表示（権限にゆるされたプロセスのみ表示）
/sbin/fuser -v -n tcp ssh telnet http ftp
/sbin/fuser -v telnet/tcp
/proc配下からシステム情報を採取して表示
/usr/bin/procinfo
ファイル作成時のアクセス権マスクの表示
umask
umask -p
ユーザid情報の表示
id
whoami
各プロセスの動作状況（負荷など）
top
現在のランレベル表示
runlevel
仮想メモリの使用状況
vmstat -n
/usr/bin/vmstat 1 10
プロセス情報の表示
pstree
pstree -a
pstree -p
/bin/ps -aux
/bin/ps -aue
CPU情報（ハード情報）
/bin/cat /proc/cpuinfo
メモリ情報（ハード情報）
/bin/cat /proc/iomem
ロードモジュール情報
/bin/cat /proc/modules
マウント状況（起動時？）
/etc/mtab
現在のロードモジュールの一覧
/sbin/lsmod
ロードモジュールの一覧（依存関係込み）
/sbin/modprobe -l
/sbin/modprobe -lt usb
システムログの設定ファイル
/etc/syslog.conf
システムログのローテーション設定ファイル
/etc/logrotate.conf
カーネルログの表示
dmesg
※dmesgに必要なファイル：/var/log/dmesg（テキスト）
各種ログファイル（テキスト）
/var/log/boot.log
/var/log/secure
/var/log/xferlog
/var/log/cron
/var/log/dmesg
/var/log/messages
サービスの設定を表示
/sbin/chkconfig --list
サービスの自動起動のON/OFF
/sbin/chkconfig サービス名 on
/sbin/chkconfig サービス名 off
FedoraCore3をちょっと古いDELLマシン（GX110,Intel810）にインストールしたとき、以下のような問題が発生した。
①グラフィックモードでインストールしようとするとブラックウィンドウになる。
→対処：テキストモードでインストールする。
②インストール終了後、再起動してログインしたが、描画動作が不安定＆パフォーマンスが極端に悪い（体感的に）。
→対処：webで検索してみたところ、どうもインストール時のX設定に問題があるらしい。
以下の方法で解決（詳しくは参考サイトを参照）
(1) ログイン画面で[Ctrl]-[Alt]-[F1]を押下し、コンソールのログイン画面へ移行。
(2) rootでログイン。
(3) viで/etc/X11/xorg.confを開く。
(4) 「Section "Device"」のIntel810の設定に「Option "noaccel"」という設定行を追記。
(5) shutdownコマンドで再起動。
参考サイトFedora Core 3 のインストール
参考サイトFedora Core 3 Linux with Intel 810 video