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Oracle関連

DBインスタンス作成時に作られるユーザ

ユーザ名 デフォルトパスワード 説明
internal oracle 初期インスタンス用のユーザ(Oracle9ではなくなっている)
system manager Oracleの管理者用のDBAアカウント
scott tiger Oracleのサンプル表のサンプルユーザ

操作

Oracleデータベースを起動する

データベースには、インスタンスというまとまりがいくつもあり(最初は一つもありませんが)、データベースの起動・停止はインスタンス単位に行います。管理者の立場から見ると、1つのデータベース管理単位となります。インスタンスを識別するために付けられるのが「SID」と呼ばれるIDで、UNIXの世界では環境変数「ORACLE_SID」で表されます。

環境変数ORACLE_SIDとORACLE_HOMEが起動されるインスタンスです。

方法1(Oracle9の場合)
  1. OSのOracle管理用ユーザ(だいたいoracle)にログインする。
  2. sqlplusを起動する。
    $ sqlplus /nolog
  3. DBへ接続する。
    sqlplus> connect test/test as sysdba
  4. DBインスタンスを起動する。
    sqllus> startup
  5. sqlplusを終了する。
    sqlplus> exit
方法2
  1. OSのOracle管理用ユーザ(だいたいoracle)にログインする。
  2. SERVER MANAGERを起動する。
    $ svrmgrl
  3. ユーザinternalへ接続する。(以下はinternalのパスワードがoracleの場合の例)
    SVRMGR> connect internal/oracle
  4. DBインスタンスを停止する(DBインスタンスが起動中の場合のみ)。
    SVRMGR> shutdown
  5. DBインスタンスを起動する。
    SVRMGR> startup
  6. SERVER MANAGERを終了する。
    SVRMGR> exit
方法2の例
$ svrmgrl

Oracle Server Manager Release 3.1.7.0.0 - Production

Copyright (c) 2000, Oracle Corporation.  All Rights Reserved.

Oracle8i Release 8.1.7.0.0 - Production
JServer Release 8.1.7.0.0 - Production

SVRMGR> connect internal
パスワード:
接続されました。
SVRMGR> startup
Oracleインスタンスが起動しました。
システム・グローバル領域合計                        72736928バイト
Fixed Size                                          73888バイト
Variable Size                                    55705600バイト
Database Buffers                                 16777216バイト
Redo Buffers                                       180224バイト
データベースがマウントされました。
データベースがオープンされました。
SVRMGR>
		

Oracleデータベースを作成する

  1. SERVER MANAGERを起動する。
    $ svrmgrl
  2. ユーザinternalへ接続する。
    SVRMGR> connect internal/oracle
  3. DBインスタンスを停止する(DBインスタンスが起動中の場合のみ)。
    SVRMGR> shutdown
  4. 初期DBインスタンスを作成する。
    SVRMGR> startup nomount

  5. SVRMGR> 
  6. SERVER MANAGERを終了する。
    SVRMGR> exit

リスナーを起動する

$ lsnrctl start

リスナーを停止する

$ lsnrctl stop

Oracle Database Configuration Assistant(ODCA:GUIデータベース作成/変更/削除ツール)の起動

方法1(Oracle9の場合)
$ dbca
方法2
$ dbassist

Oracle Enterprise Manager(OEM:GUIデータベース管理ツール)の起動

$ oemapp console

よく使用するsqlコマンド例

テーブルの一覧を見る

SQL> select table_name from all_tables ;
SQL> select table_name from tabs;

テーブルがどのテーブルスペースにあるかを見る

SQL> select table_name, tablespaec_name from all_tables ;

ビューの一覧を見る

SQL> select view_name from all_views ;

ユーザの一覧を見る

SQL> select username from all_users ;

DBのキャラクタセットを調べる

SQL> select value from v$NLS_PARAMETERS where parameter='NLS_CHARACTERSET' ;

テーブルの詳細を見る

SQL> desc テーブル名

異常メッセージへの対応

ORA-01034: ORACLE not available

DBインスタンスが起動されていない。

環境

日本語が文字化けしてうまく表示できない

いろいろ約束事


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